以下、プレスリリース引用

感覚的スキルの習得をVR(バーチャルリアリティ)で実施。
視覚・触覚・聴覚の情報を記録・再生することで、時間や場所の制約を受けない学習シミュレーションシステムを実現!

2018年創業のベンチャー企業、VR及びAR技術を用いたコンテンツの企画~設計・開発・運用までを手掛けるイクスアール 株式会社(所在地:愛知県名古屋市、代表取締役:蟹江真 / 小池健輔)は、指導者不在で場所や時間の制約も受けず、感覚的スキルを習得できる法人向けVR教育ソリューション「EQUIPX(イークイップス)」を、2019年03月5日(火)よりサービス開始しました。
 
 
(背景)人材不足が深刻化するスタッフ教育の人件費を削減
株式会社帝国データバンクの調査(人手不足に対する企業の動向調査 2018年4月:https://www.tdb.co.jp/report/watching/press/p180505.html)によると、全業種における正社員不足は49.2%。人材不足の深刻化に対する課題解決として、時間や場所の制約を受けずに、教育が困難と言われる感覚的スキルの習得を新人スタッフ1人から学習可能な、法人向けVR教育システムの開発を行いました。触覚情報(触覚の記録・再生装置)を盛り込んだVRスタッフ教育システムは、世界的にも日本でも珍しいシステムとなります。
 
 
(システム概要)VR空間で体験し、事前教育
「EQUIPX」は、指導者の作業から視覚・触覚・聴覚をそれぞれ記録・データ化し、再生・体験させることができます。VRデバイスを装着し、事前教育を受ける事で、指導者不在でも感覚的スキルを習得でき、実作業への理解力が高まるシステムとなります。この事前教育により、工程のレクチャー時間、実践指導や作業に慣れるまでの大幅な教育時間の短縮を見込んでいます。
 
 
(3つの特長)指導者不在・場所や時間の成約なく学べる自由な教育システム
◎ 指導の一元化:複数人による異なる指導から、ひとりの指導者による一元化指導が可能
◎ 教育時間削減:複数人の同時指導、教育時間の短縮により、教育にかかる人件費削減が可能
◎ 教育スペース削減:教育場所の準備・移動することなく、教育を受けることが可能
 
 
(システム詳細)第1弾:食品加工教育システム「EQUIPX COOK」
第1弾は、両手を使った複雑な作業である”魚をさばく”作業を学べる、食品加工教育システム 「EQUIPX COOK」を開発しました。鮮魚店・食料雑貨品店などでの利用を想定。以下の工程により、あたかも現実で体験しているかのようなVR空間を人工的につくり、再生することで、指導者の視覚・触覚・聴覚を体感可能です。
 
 
 
《システム工程》
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指導者が各記録装置を設置・装着し、魚をさばく作業を撮影・記録
 
 
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記録されたデータを解析・計算し、再生できるデータへ加工
 
 
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受講者が再生装置を装着し、魚をさばく作業を体感する
 
 

▼ 価格 
200万円~
※内容・仕様に応じ、変動あり

▼ 今後の展開
業界を問わず教育が必要な現場と向き合い、実用性高いVR・ARを含めたXR領域のシステムをリリースしていきます。様々な業種・現場での教育の時間短縮を提供し、人材不足に寄与することを目指します。